ケンブリッジ大学で生物学を専攻する院生のピーター・ジャンセンは、仲間六人と先端研究にいそしんでいた。そんな若き科学者たちは、新薬開発を行なうベンチャー企業Nanigenマイクロテクノロジーズにリクルートされ、ハワイの謎めいた研究所に招かれる。彼らはそこで“テンソル・ジェネレーター”の存在を知ってしまうのだが…。巨匠の死後発見された未完の遺稿を練達のサイエンス・ライターが書き継いだ、最後の傑作。
・ amazon : Micro: A Novel (2012)
Nanigen社の犯罪を知り、わずか二センチの体に縮められてしまった七人の大学院生。凶暴な生き物が無数に蠢くハワイの密林に放り込まれた彼らは、専門知識のみを武器に決死の脱出を図る。一方、同社周辺で続発する事件に不審を抱く警察が動き始め、行方不明の院生らを気づかう謎の人物も現われる。このピンチを切り抜け、若者たちはもとの身体に戻ることができるのか。大自然への畏怖に満ちた、ベストセラー作家の遺作。
レビュー
レビューはまだありません。